生活習慣病を予防する

私たち人間が生きていく上で必要不可欠である行為と言えるのが「食事」であり、そのために必要となってくる機関が「口」と言えるでしょう。
しかし、いくら口から栄養ドリンクやサプリメントで完璧に栄養素を飲み込んだとしても「健康維持」はできないと言えるのではないでしょうか。これは、免疫力向上や、殺菌・抗菌作用などが、口の中のある動作によって働き始めるからです。簡単な方法で栄養を完璧に摂取しても、病原菌などに勝てない体では健康は手に入れられないでしょう。

健康維持に一番の効果を発揮するのは、食事の際に食べ物を「よく噛む」という行動です。食べ物を「よく噛んで」食べることにより、唾液の分泌が促進されると言われています。こと唾液の働きには、消化を促進してくれるというものがあり、その結果、血液がサラサラになるという作用が考えられるでしょう。これは、小腸から取り込まれる栄養分の吸収が促進されるため、肝臓の働きが活発になるためと考えられています。血液ドロドロを心配してサプリメントなどをたくさん摂取するよりも、まずはしっかりと食事を噛んで食べることから始めてみてはいかがでしょうか。現代は「食べやすい」ものが多く、歯も脆くなりがちです。虫歯などは早期に歯医者さんで治療してもらい、丈夫で健康な歯で食事を楽しむことが、何よりの健康維持の秘訣とも言えるのではないでしょうか。

定期的な歯科検診なども習慣付け、どんな食べ物も自分の歯で「よく噛んで」味わえるように保っておくことが望ましいと言えるのではないでしょうか。唾液の分泌という自然の作用を活用し、歯も体も健康に過ごしていけると良いのではないでしょうか。

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